酒粕のお話

酒粕とは
もろみを搾って、でてきた液体が日本酒となるのですが、
この搾った後に残る白い固形物が、酒粕です。
板状になっているので、板粕と呼ばれることもあります。

この酒粕なんですが、酒屋さんで「酒粕ください」と言うと2種類の商品があるのです。
ひとつは、酒粕(板粕)をそのまま袋に詰めたもので、新酒が搾られる時期にあります。

もうひとつは、この酒粕(板粕)をタンクに入れ、半年ほど熟成醗酵させたもので硬めのペースト状になったものです。
夏に販売され、主に奈良漬に使われるので、「漬け粕」とも呼ばれます。
熟成醗酵によって、糖分がアミノ酸に変わって旨みが増しています。

酒粕は体にいい?

酒の副産物である酒粕。
酒粕には、血管に働きかけて血流をよくし皮膚の新陳代謝を促す作用と共に肌の美白効果をはじめ、さまざまな美容効果もあります。酒粕に多く含まれているコウジ酸は、細胞の老化を防ぎ活性化する作用を持つ物質をして注目を集めています。
石けんや化粧水などの成分としてコウジ酸が使用された場合、シミやほくろの原因になるメラニンという色素の生成を抑える働きがあるため、美白効果や肌しっとりの保湿効果も期待できるそうです。また、血管に働きかけて血流をよくし、皮膚の新陳代謝を促す作用にコウジ酸をプラスして、老化して発毛力が衰えた頭皮や毛根に働きかけ育毛を促す育毛剤や養毛剤の開発も進んでいるようです。

酒粕レシピ




飲酒は20歳になってから

20歳以上の年齢であることを確認できない場合には販売できません

本老の松 東飯田酒造店